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昇龍圏からの核融合@雅没徒最終本家02

昇龍圏からの核融合@雅没徒最終本家02

1975年

年間第1位は 74年の7月に発売された 

昭和枯れすすき (さくら と 一郎) 

(関係ない話だが サクラ大戦の主人公が一郎なのはたぶん・・・)

 

レコード大賞は 小椋佳 の作品

シクラメンのかほり (布施明)年間2位

で 2年連続でフォーク系の作品が受賞

 

年間3位 は 想い出まくら (小坂恭子)

4位に 時のすぎゆくままに (沢田研二)

5位に 港のヨーコヨコハマヨコスカ(ダウンタウンブギウギバンド)

と ポップス系が続く

 

新人賞はたしか 心のこり (細川たかし) だったと思う 

そのほか  あなたにあげる (西川峰子) 

中の島ブルース (内山田洋とクールファイブ) 

など演歌系も強いが いわゆる ニューミュージック の進出も目立ち 

春には 22歳の別れ(風) 年間7位  や

我が良き友よ(かまやつひろし) 年間9位 

秋には いちご白書をもう1度(バンバン)年間13位 などがヒットした

 

アイドル系は 山口百恵 桜田淳子 岩崎宏美

などが常連になり

男性は 新御三家が安定していた

 

そのほか Gメン75の主題歌の

面影(しまざき由理) や

 

旅愁(西崎みどり)

さらばハイセーコー(増沢末夫)

学校の先生(坂上二郎)

裏切りの街角(甲斐バンド)

など個性的な曲も数多い 

 

 

1976年

 

 

この年にはまず 歌謡曲史上 最高のセールスを記録した曲がある。

(東京音頭 などの民謡?は別 )

 

およげ! たいやきくん(子門真人)75年12月25日) 年間1位  である。

 

この曲が1位にいるために ずっと2位を独走?したのが

 

木綿のハンカチーフ (太田裕美 75年12月21日) 年間4位

 

年の後半にじわじわ順位をあげてレコード大賞をとったのが

 

北の宿から(都はるみ 75年 12月1日) 年間3位

 

そして 年間2位は洋楽で  ビューティフルサンデー(ダニエルブーン)

 

 

 

 

 

 

1977年

 

 

ピンクレディの大旋風である。

 

ペッパー警部 76年8月25日 年間14位

SOS    76年11月25日 年間8位

カルメン77  77年3月10日 年間7位

渚のシンドバッド 6月10日 年間1位

ウォンテッド   9月5日  年間3位

 

音楽そのものよりも衣装や振り付けなどの視覚的要素に

重点をおく戦略は その後の音楽ビジネスの方向性を大きく変えた

歌詞の話題性もあったので売れまくったし

本人たちは睡眠時間3時間くらいだったという

 

年間2位は 76年8月21日からのロングヒット

青春時代 (森田公一とトップギャラン)

 

年間4位が 勝手にしやがれ(沢田研二)で

これがこの年のレコード大賞

 

ほかに印象的な曲としては

雨やどり(さだまさし) 年間6位

失恋レストラン(清水健太郎) 年間9位

星の砂 (小柳ルミ子) 年間13位

あずさ2号 (狩人) 年間15位

津軽海峡冬景色(石川さゆり)年間16位

 

アイドルから大人の女になってきた

山口百恵 が小刻みなヒットを放ち

キャンディーズ 太田裕美 岩崎宏美 野口五郎 など 

ベテランアイドルも着実なヒットがあったが

新人アイドルは苦戦 50位以内は

硝子坂 (高田みづえ) 年間36位  のみ

洋楽も不振で ジョンデンバーのカバー曲

カントリーロード(オリビアニュートンジョン) と

ホテルカリフォルニア(イーグルス)くらい

 

それでも タイプの異なる曲がつねにチャートに並んでいた

 

 

 

 

1978年

 

なんと年間チャートの上位3曲がピンクレディである。

クラシック以外の日本の音楽がテレビ中心になったため

聞く音楽 から 見せる商品?へと変化していき

レコードの購買層が低年齢化してきたのである

サウンドもしだいに厚化粧になり 詩の内容よりサウンドで勝負するようになった

 

 

 

1979年

 

演歌大逆襲の年

 

年間1位は 夢追い酒 (渥美二郎 78年2月25日)

 

年間3位に おもいで酒 (小林幸子 79年1月25日)

 

発売日を見て欲しい、夢追い酒は前の年の2月である。

また おもいで酒 は 六時 七時 八時 あなたは  のB面だった

 

小林幸子はこの年 デビューから15年目、なんと32枚目のシングルだった。

岡 真由美  という名で アイドル系のフォークも歌っていたこともある

ニューファーストアルバム(変なタイトルだが)には名曲がぎっしり

いろんなジャンルの歌を歌える人だったのに たまたまhitしたのが演歌だったせいか 

以後つまらない曲ばかりになってしまった

 

レコード大賞は 魅せられて(ジュディオング)年間2位

 

4位に 関白宣言(さだまさし)

5位に 北国の春(千昌夫)

6位に ガンダーラ(ゴダイゴ)

 

演歌ありニューミュージックありの変化に富んだチャートだが

アイドル系と洋楽は不作だった


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